【背景】
生物が保有する核酸配列等の遺伝的形質識別子を、売買する生体と関連付けることにより、遺伝情報が特定された生体の販売方法が提案されている。
【課題】
生物に紐付けられた遺伝的形質識別子が正しいことを保証する仕組みがないため、購入した生体がその遺伝的形質を保有していないことが起こりうる。
【目的】
ツーエスラボ社は「売買する生体が紐付けられた遺伝情報を保有することを保証する取引を支援する仕組み」を提供する。
【手段】
ツーエスラボ社は「生体の取引を支援する取引支援装置であって、前記生体の遺伝情報を記憶する遺伝情報記憶部と、前記遺伝情報を基に血統書またはデジタルアートを生成し、前記生体の保有者を特定するユーザIDを、前記血統書または前記デジタルアートと関連づけられたノンファンジブルトークンと関連づけてブロックチェーン・ネットワークに記録するNFT発行部と、を備えることを特徴とする取引支援装置」を世界に先駆けて実装する。
【使命】
本システムの運用に際して、売買する生体として養殖魚のみならずペットや家畜なども想定している。また、本システムの検査ユーザは生体の購入者であるペットの飼い主、ならびに販売者である養殖業者・家畜業者などを対象とする。よって、本システムは公正な生体売買を促し、取引に係る当事者双方の利益確保に貢献するものである。
Copyright © SPYSPIDER Laboratory: 2SLab All rights reserved.