分散型血統管理について

遺伝子検査を用いた分散型血統管理サービス

PedigreeDAO®
スマート血統書を活用した生体売買プラットフォーム

Crypto Pedigree®
遺伝情報を分散型管理するスマート血統書

横展開(Scalability)

本サービスは、錦鯉をはじめ、市場で流通している以下のような多様なバイオサンプルを検査対象として想定しています。

  • 研究用生体(実験動物やモデル生物)
  • ペット(犬・猫などの愛玩動物)
  • 水産生物(高級観賞魚・食用魚などの有用魚種)
  • 家畜(牛・豚・鶏などの畜産動物)
  • 農産物(野菜・果物などの食用植物)
  • 観賞用植物(希少アロイド・ラン・盆栽などのコレクターズプランツ)

検査ユーザーは、以下のように多岐にわたる個人・事業者を想定しています。

  • 研究用生体の供給業者
  • ペットブリーダー
  • ペットオーナー
  • ペット医療に携わるペット保険会社
  • 種苗業者
  • 観賞用植物の育種家・生産者・流通業者・販売業者
  • 養殖業者
  • 家畜業者
  • サプライチェーンに関与する加工業者・量販店など

分散型血統管理では、種内集団の遺伝的多様性を包括的に表現するパンゲノムリファレンスを中核に据え、対象生物の遺伝的背景に関するゲノムデータおよび個体情報を正確に記録し、その真正性を検証可能にするゲノムデータ認証基盤を構築します。さらに、この認証基盤に記録されたゲノムデータおよび個体情報を、交配履歴などの系統情報と連携させることで、再現性・信頼性・真正性が求められる様々な分野における活用が可能になります。

具体的には、研究分野における実験サンプルの一貫性確保、生産分野における持続可能な系統維持、近親交配の蓄積による遺伝的多様性の低下や近交弱勢のリスク低減、品種・系統の真正性証明、品質保証およびゲノム育種の高度化、加工・販売分野における流通過程でのトレーサビリティの確立などが挙げられます。これらにより、各分野におけるバイオサンプルの付加価値最大化と業務効率の向上に貢献します。

また、ブロックチェーン技術を導入することで、記録情報の第三者による検証が可能となり、取引当事者間における公平かつ透明な取引関係の構築を実現します。この仕組みは、無許可での種苗の二次・三次流通を抑制する仕組みとしても機能し、知的財産の保護および種苗供給の健全な流通管理にも寄与します。

ご利用にあたって

スマート血統書における次世代形質シミュレーション(子孫表現型予測)は、主として、各親個体および祖先個体に紐付けられた遺伝子型情報、表現型情報、血統情報、過去の交配実績に加え、これらの個体関連データに基づくコホート解析結果を用いて実施されます。

さらに、対象生物種について学術的に報告されている遺伝子変異、組換えに伴う遺伝的組合わせの変化、ならびに多遺伝子性その他の不確実性についても必要に応じて参照し、予測される複数の形質情報のそれぞれに、発現可能性に関する情報またはグレードを付加して提供します。

本サービスが提供するゲノム育種に有用な情報は、顧客から提示された情報および当社が参照・解析する各種データに基づく参考情報です。実際に観察される形質は、遺伝的背景のみならず、飼育条件、栽培条件、実験条件その他の環境要因の影響も受けるため、シミュレーション結果は、各子孫個体における特定の形質発現を保証するものではありません。

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